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トランプ大統領の「的外れ日本批判」に日本困惑

kage

2017/01/27 (Fri)

 ブログ管理人のボックス星人です。

 アメリカのトランプ大統領は23日、企業の幹部などとの会合で、日本について、「われわれが日本で自動車を販売する場合、日本は販売を難しくさせている。しかし、日本はアメリカでたくさんの自動車を売っている。この問題は協議しなければならない。これは公平ではない」と述べました。

 これについて、日本の皆さんはどう思いますか。確かに米国車が日本であまり売れていないのは事実ですが、それは日本市場が閉鎖的なことが原因ではなく、米国車に魅力がない、つまり日本の消費者のニーズをつかめていないからではないでしょうか。

 同じ輸入車でも日本はドイツ車の人気が高く、高級車御三家のベンツ・BMW・アウディと外車の中では比較的購入しやすいフォルクスワーゲン等、日本ではドイツ車が「一人勝ち」の状態です。

 同じ高い金を払うなら、誰も魅力のない米国車など選びません。日本の風土に合わせた商品開発をしていないから売れないのであって、燃費・性能・車両価格・アフターサービス等、やるべき課題が米国車には山積しています。

 また、日本は米国車の輸入関税をゼロにしており、そのほかの規制についても輸入車について国産車と同じ扱いです。その一方で、米国は日本車に2.5%の関税をかけており、関税だけの比較で見れば、米国の方が輸入に障壁を設けているのです。

 それと、日本の自動車メーカーの米国での販売シェアは4割弱を占めていますが、そのうちの半分以上が現地生産といわれています。ツイッターでヤリ玉にあげられたトヨタにしても、米国で約13万6000人の従業員を抱えている。

 日本の自動車各社は米国での現地生産を増やしており、雇用の増加にも大きく貢献しています。このような状況を理解していれば、冒頭の発言は出てこないでしょう。

 このように事実誤認や事実に基づかない発言が目立つトランプ大統領ですが、TPPから離脱するための大統領令の署名や「的外れ日本批判」により、今後も日本に対して圧力をかけてくるとしたら厄介なことになりそうです。

 さあ、安倍総理がこれに対してどう対処するか、見ものですね。