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急成長するネット通販の裏で悲鳴を上げる宅配ドライバー

kage

2016/12/08 (Thu)

 ブログ管理人のボックス星人です。

 アマゾンジャパンは5日、アマゾンの有料会員「プライム会員」を対象に食品や日用品を注文できる小型端末「アマゾンダッシュボタン」を販売しました。冷蔵庫や戸棚に設置し、飲料や洗剤が切れた時にボタンを押すだけで注文できるという。

 私も「プライム会員」ですが、Amazonプライムは3,900円の年会費で、お急ぎ便やお届け日時指定便を追加料金なしで無制限に使えるほか、さまざまな特典(プライム・ビデオ、Prime Music等)を受けられる会員制プログラムで、更なる新サービスによりますます便利になりそうですね。

 しかし、便利なサービスを次々に加えながら、急成長するネット通販ですが、消費者の目の届かぬ所で、それを支えるトラック物流が疲弊している現実を知らなければなりません。トラック運送業界では、過酷な荷の積み下ろしや長時間労働の常態化などドライバーへの負担が増え、他産業に比べて賃金が安いことから若い人に敬遠されて深刻な人手不足に陥っていると言われている。

 また、ネット通販市場を支える宅配便も裏側ではひずみも生まれている。13年の佐川・アマゾンの決裂により、佐川がアマゾンとの取引から撤退し、ヤマト運輸がアマゾンの業務を引き受けたことにより、ヤマト運輸の物量は一段と増えたという。

 ヤマトのドライバーは多い時は月に90時間から100時間ぐらいのサービス残業をするそうで、抑うつ状態になるドライバーもいるという。「送料無料」は商品価格のどこかに転嫁される。そして通販業者はそのコストを下げようと、物流業者と激しく交渉する。「便利」という消費者の要望が、見えない所で物流網に負荷をかけていることを思い知らなくてはなりませんね。